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東京大学医学部附属病院 リハビリテーション部 物理療法(鍼灸)部門です。

電話でのご予約・お問い合わせはTEL.03-3815-5411 (内線)34276

〒113-8655 東京都文京区本郷7-3-1

研究活動・研修生制度study&Education

最近の研究業績

  2010年  2011年  2012年  2013年  2014年  2015年  2016年  2017年



 2020年度 臨床研修生(はり・きゅう師) 募集要項 

  資格  はり師・きゅう師免許取得(見込)
 募集人数  若干名
 研修期間  1年間:2020年4月〜2021年3月
※ 1年間研修後、2年目の研修も可能
 研修日 ○火曜日:18:30 〜 20:00
○木曜日: 8:30 〜 19:00 
 研修内容  臨床実習、症例検討会、抄読会など
 研修費用  当院受託研修生規定により年間 200,000円
 応募方法  以下3点を角形2号封筒にて下記まで郵送して下さい。
 @ 履歴書(市販のもの・写真貼付)
 A 志望動機書(1000字程度、書式自由)
 B 84円切手2枚   
※履歴書及び志望動機書は返却致しませんのでご了承下さい。
2019年12月4日(水)必着
 選考方法 1次審査:書類選考(履歴書・志望動機書)
     2019年12月13日(金)に書類選考の結果を郵送します。
2次審査:筆記試験(臨床医学一般)、小論文、面接
     2020年1月10日(金) 17:00〜19:00 


※当院の鍼灸治療の詳細は「医道の日本」2007年12月号〜2010年1月号に掲載されています。
 また、当院鍼灸部門の活動については2018年6月号に記載されています。



【郵送先】〒113-8655 東京都文京区本郷7-3-1
      東京大学医学部附属病院リハビリテーション部 鍼灸部門
【連絡先】03-3815-5411 内線 34276
※診療中のため電話対応ができない場合もあります。


施設見学会

  応募締切日までの間、研修希望者は当施設の見学が可能です。
  下記の日程を確認の上、事前に希望日をご連絡下さい。
  各回の参加可能人数には限りがあります。また複数回の参加はできません。
  代表者がまとめての連絡はご遠慮下さい。


 日程
  第1回 11/1 (金)17:00〜18:30
  第2回 11/13(水)17:00〜18:30
  第3回 11/22(金)17:00〜18:30


 集合場所
  東京大学医学部附属病院 入院棟A 1階 レセプションルーム前






研修生制度について

研修生の目的
当院の鍼灸臨床研修生の目的は、医学部附属病院における鍼灸臨床の実際を学び、治療を行うまでの現代医学的病態把握の仕方、実際の治療方法や評価法、患者さんの対応について身につけられるよう研修する。また医療業務の流れ、臨床現場でのスタッフの動き、医療スタッフとのコミュニケーションの取り方などを学び、鍼灸臨床において医療の一翼を担える鍼灸師を育成する。すなわち、現代医学的な知識を深め、多職種の治療を理解し、チーム医療の中で鍼灸治療が出来る鍼灸師育成を目指している。

1.当院 鍼灸臨床研修生の特徴
当院の鍼灸部門は東洋医学科内の鍼灸部門ではなく、リハビリテーション部内の鍼灸部門であるため、スタッフは医師以外のコメディカルスタッフが40名ほどになる。職種は理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、視能訓練士、精神科作業療法士、臨床心理士、鍼灸師など多職種で構成されチームで患者のQOL向上に関わっているのが特徴である。従って、我々鍼灸スタッフや研修生は他の職種の治療内容を理解した上で、鍼灸(師)の役割について考えながら介入をしている。この鍼灸以外の治療や他職種の理解を深めることは、鍼灸という治療手段以外にも多くの引き出しを作ることができ、患者との関わりの中で幅広い視野で治療の構築が可能となる。そんな視野を持てる鍼灸師の育成は医療機関での卒後教育が適切と感じている。

(1)臨床研修生のカリキュラム
臨床研修生は年間を通して研修カリキュラムに沿って研修を行っている。1年目の研修日は週2日(火・木曜日)。1日の研修内容は、8:00過ぎに治療室に集合して治療機器周辺の清掃と準備。8:30から合同カンファレンスに参加。9:00〜17:00まで臨床実習を行い、17時以降は実技演習や勉強会といった内容である(表1)。
臨床実習は、1人の研修生が3ヶ月間のローテーションで4人の専任スタッフに付き研修を行う。担当スタッフが個々の研修生の実力を考慮し、新患を受け持つことや施術をすることなど臨機応変に対応している(表2)。依頼科は整形外科から内科、産科、緩和ケア、耳鼻科など多科からの依頼が多く、対象となる疾患や症状も多岐にわたるため、幅広い知識が必要になり、常に新しい知識の吸収に務めている。


2年目の研修は火曜日の1日であり、主に新患患者を受け持ち、電子カルテの記載や多職種との研修会や勉強会の参加を行なっている。卒後教育で大切なことは、鍼灸治療だけで抱え込んでよい症状か、専門医の治療や診察と併用しながら鍼灸を行うべきかの判断である。そのためには疾患の現代医学的な病態把握を行える技量が必要である。病態把握はすべての医療スタッフの共通言語であり、その共通の土俵のもと、東洋医学的治療とその治療の評価を行う課程を、実践の中で学ぶことが当院臨床研修生の目的である。

(2)合同のカンファレンスへの参加
朝8:30〜9:00まで、リハビリスタッフ全員参加のカンファレンスが行われ研修生も参加している。このカンファは入院患者の症例を提示して、疾患や介入法、今後の方針について、医師や看護師や専門職それぞれの立場から質疑応答やコメントがある。症例を通して情報の共有や他の職種の治療を把握する上で大変勉強になり、臨床研修生も参加し聴講することで、すべてを理解することは出来ないものの、医療従事者が何を考え行動しているのかを実感できる貴重な場である。

(3)勉強会
17:00から行う勉強会は、鍼灸部門の新患カンファレンス、症例検討会、実技演習など、年間カリキュラムに沿って行われる。4月から8月までの前半は、新患カンファレンス終了後に実技指導を行っている。内容は治療機器の操作法・点検から鍼灸臨床における病態把握の仕方、診察法、ベットサイドの検査法、鍼の手技、手技療法の実際、低周波鍼通電療法の実際、鍼灸治療でみられる事故・有害事象(過誤・副作用)についてとその対応など。9月からの後半は、疾患や症状に対しての鍼灸治療の実際についても学ぶ。できるだけ即戦力を養うため頻度の高い疾患や症状について実技実習を行い、実働スタッフの補佐となるよう指導をしている。

(4)医療安全、医療関連感染制御に関する講習会
研修中に想定される事故、感染予防、安全対策に対応するため、臨床研修生は年間を通して院内の各講習会に参加することが義務付けられている。具体的には、手洗い実習やリスクマネージメント、感染予防等の講習会で、それぞれの専門家より医療安全や感染制御に関する教育を受ける。

(5)臨床研修生の報告会
臨床研修生は1年間のまとめとして、3月に実習中に関わった疾患や症状に対して(鍼灸治療を含む)の報告会を行う。1人約2時間のプレゼンで、報告会は鍼灸部門のスタッフ、院内の医師やコメディカル、外部の方も参加している。この報告会において研修生の最終評価を行い、次年度のカリキュラム構築の参考としている。

(6)研修後の進路
2年間の研修後は、関連医療機関の鍼灸師としての就職派遣、養成学校の附属診療施設の派遣、当院の常勤や臨床登録員としてなど、医療の中の鍼灸師の役割を担う施設の推薦を行なっている。


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